トクベツのキミと・・・<Fin> 〜キミだけが、ぼくのトクベツ after3〜
「あのさ、ギイ」
「ん?」
「ギイだけは、ね。ちゃんと判るんだよ。声、聴かなくても」
「ん?ああ、託生、オレのコロンお気に入りだもんな」
「確かに、そのコロンは好きだけど。でも、違うよ」
「何が?」
うっすら頬を桜色に染めて・・・
「じゃなくて、ギイだけは判っちゃうんだ。何でなんだか、は自分でも解らないんないんだ
けどね。気配で判っちゃうんだ」
そんな風にオレを喜ばせる言葉をくれるから・・・。
「トクベツ、なんだ」
更に云い募られてしまえば、ただ嬉しくて愛しさばかりが募るばかりで。
想いのたけを込めて抱きしめ、重ねる吐息は更に深いものへと変わるだけだ。
「ギイ、灯かり、・・・消して」
「やっぱり?オレとしては、このまま、が好いんだけどな・・・」
その言葉にとんでもないとかぶりをふって、身を捩る。
「仕方がないな」
ふわり・・・
抱き上げられたかと思うと、そのまま部屋の灯かりを消して、
そして、そのまま・・・。
「託生、オレ、誘われたからな。今夜は長いぞ。覚悟、しろよ」
耳元で囁かれ、途端に背筋に甘い衝撃が走る。
「ギイ・・・」
「託生、好きだ。愛してる・・・」
「ん、ぼくも・・・」
そう答えるのが精一杯で・・・。
あとは、もう。
ギイの、唇が、指がぼくを丹念に辿っていって・・・ぼくもギイを追いかけて・・・
じゃれ合うように、慈しむ様に互いにふれて、睦みあって。
君だけが、ぼくのトクベツ
…Fin…
・Excuse2→
